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豊野駅(とよのえき)は、かつて大阪府寝屋川市豊野町に存在した京阪電気鉄道京阪本線の鉄道駅である。 == 駅概要 == 京阪が沿線の運動施設として建設した「京阪グラウンド」への最寄駅として1922年(大正11年)3月に寝屋川駅(現・寝屋川市駅)と香里駅(現・香里園駅)の間、当時の大阪府北河内郡豊野村に「運動場前駅」という名称の臨時駅として設置したのが最初である〔寝屋川市のウェブサイト(寝屋川市の歴史 )には設置当時は「グラウンド前」という駅名であったと記されているが、京阪の社史『鉄路五十年』(1960年)や『京阪70年のあゆみ』(1980年)ではいずれも設置当初から「運動場前駅」であったと記している。〕。同年11月に常設駅となった。 1942年(昭和17年)に京阪グラウンドが利用率の低下で閉鎖され、跡地は宅地となった(現在の豊野団地)ことから1943年(昭和18年)に駅名も地名から付けられた「豊野駅」と変更された。 駅構造は島式ホーム2面4線。待避線も設置され、本駅折り返しの大阪方面列車も設定されていた。規模は寝屋川市駅より大きく、利用者も同駅より多かったという〔「広報ねやがわ」2008年10月15日号「懐かしき寝屋川の風景」〕。 1963年(昭和38年)、淀屋橋延長直後に寝屋川市駅が移設された際に本駅と機能を統合する形で廃止され、待避線は香里園駅に設置された。 駅跡付近は寝屋川市駅方向からの高架部の終了部分であり、現在は上り線の線路脇に撤去されたホームの敷地が一部わかる程度となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊野駅 (大阪府)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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